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小4のこころ

小学生の頃に感じていた様々なことを、逃げずに、改めて考えてみようというスペースです。

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わたしたちの成分2


自分の「何となく意味の分からない苦しさ」を
突き詰めて行くうちに
あるひとつの仮説、あるいは、自分の傾向らしきものを発見しました。

それは
「同じことを繰り返すと、負債が貯まって死にそうになる」
ということです。


私は自分で申告できるほど
「まわりに気を遣ってしまう」人間です。

そのため、新しい環境。学校や職場、友人関係、地域社会において
割りとスンナリと
その集団に入って行くための知恵を心得ています。
恐らく小学校のときだけで
4回も5回も転校を繰り返したことが
関係しているのだと思いますが。

しかし、それはあくまでも
その場凌ぎの知恵に過ぎず
前のエントリの言葉を借りれば

「どこでも上手く学芸会をこなせる自信がある」

ということに過ぎません。

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ところが、問題なのは
「学芸会は何年も続けられない」ということです。

同じ場所にいて
学芸会的に振る舞う≒人に気を遣って
生きていますと
感覚的には、だいたい1年から1年半ぐらいで
確実に限界がやってきます。

心の無理が負荷を増大させ
あらゆることが「負債」のようにして
貯まって来てしまうのです。


もう、察しがつくと思いますが
そうなったとき
全ての関係を清算したい、という解放への欲望が膨らみ
「会社を辞める」
「関係性から離脱する」
あるいは、土地そのものを離れる。

といった行動を私はとってしまいます。
これは1度や2度のことでなく
今までの人生で何度か繰り返されて来たことです。

---------------------


書いてるうちに少しまとまってきました。
これを整理すると
だいたい、以下のようになります。

・短い期間であれば仕事をこなすことができる
・それなりに人間関係を作ることもできる
・しかし、それはどうしても学芸会的である

・ある程度の日常の円環が始まる(安定)すると
・ふつうの人は落ち着いて来るのに
・私は逆に不安になり、負債を溜め込む

・しかるに、同じ場所に長い時間、留まることができない。
・しかし日本社会とは、同じ場所での「積み重ね」にこそ
・ほとんど全ての価値を認めて行くものであり
・労働市場においても、人間関係においても同様である

・さて、それでは同じ場所に留まれず
・流動することでしか日常をやり過ごせない
・そんな自分はどうすればいいのか
・また、何が原因でそうなってしまうのか


などを、もっと深堀して、考えていきます。

2012.10.22

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わたしたちの成分

ここでは、私たちはそもそも
どのように生きて来たのか。

どうして「生き辛い」という概念が生まれるようになったのか。
そもそも「何に対して」
生き辛い、などと思うようになったのか。

日々、少しづつ、加筆して考えて行きます。
ずらーっと、つながった文章にはなりません。
書き終えたら、少し、まとめる程度。


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まず最初に、このことを考えるための
見取り図をイメージしてみました。


人の起源

定住生活が始まるまで

定住とコミュニケーション、社会の誕生

自然状態について

「生き辛さ」を認識した人々

現代における「生き辛さ」について

私にとっての「生き辛さ」について


まだ最初なので、見取り図もどんどん変わって行くと思いますが
なぜいま、自分はこうなった?という問題と
なぜいま、自分たちはこうなった?という問題を考えるには
かなり時間を遡って考える必要があると思っています。

時間を遡ることで
いま、私たちが当たり前だと思っていることが
なぜ当たり前になったのかが分かり
そこから、なぜ自分がズレてしまうのかについて
多少なりとも考えられるような気がします。

2012,10,21
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プロフィール

HN:
小4
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男性
自己紹介:
都内在住。部屋の中でのじぶんと、職場でのじぶんと、そのギャップに裂かれつつ生きています。小4の頃のさまざまな疑問がまったく解けない日々。趣味は二郎めぐり、哲学・社会学・民俗学に関すること、高校野球

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